スピリチュアルな学びは一足飛びにはいかない ~レイキアチューンメント~

 

 

 

昨日、ある生徒さんが、レイキヒーラー養成コースの3rdディグリーを修了しました。

修了おめでとうございます☆

 

 

彼女は、他のレイキスクールで3rdディグリーまで修了していたのですが

これから本格的にヒーラーとして活動していくにあたり、学び足りないと気づき

改めて、私のところで1stディグリーから受講し直したのです。

 

 

他のスクールで学んだ時は、一日速習コースだったため

1stディグリーから3rdディグリーまでを、たった一日で終えたそうです。

 

 

 

レイキの場合、一日でスピード受講するのはあまりお勧めできません。

 

 

まず、1stディグリー修了後の21日間の自己ヒーリング期間が無いということ。

各シンボルやマントラのエネルギー波動の違いを認識できないまま

すぐに、次のアチューンメントを受け取ってしまうことになります。

 

 

アチューンメントの回数も、通常なら、1stディグリーで4回行うところを

時間がないせいか、1回しか受け取らなかったとか・・・

 

 

「手の感覚が今までと全然違う!」「こんなにいろんな手法があるんですね!」

再受講されていろいろと驚かれていましたが、本来はこういうものなのです(^^;

 

 

以前、他のスクールで、一日で3rdディグリーまで学んだクライアントさんから

「遠隔ヒーリングのやり方、知らないんです」と言われた時は、ちょっとのけぞりました(笑)

遠隔の第3シンボルは、一体何のために習ったのか・・・もったいない限りです。

 

 

 

確かに、エネルギーを一気に受け取る意味では

一日で受けると、最初は強力なものを得たように感じるかもしれません。

 

 

でも、ヒーリングのベーシックな手法として、また自己に向き合うためのツールとして

レイキは初心者の方が学ぶことが多いのに、じっくりと取り組めない状況では

「ヒーリングの基盤を作れない」「自分への向き合い方が分からない」となりかねません。

 

 

 

そもそも、物事の基盤は、一番しっかり取り組んで時間をかけるところです。

建物を建てる時もそうですね。土地の神様を祝い鎮めるため、地鎮祭を行ったりもします。

 

 

最後は神頼みまでして、万全を期すのが、「基盤」ということ。

インスタント・コンビニエントにざっくりと作られた基盤では、後が心配です。

 

 

 

人にヒーリングしたり、教えることをスタートする時になって

初めて、「学びが足りないから、自信が持てない」ということに気づくのです。

 

 

今回の生徒さんは、その時点で自分を客観的に見て気づき

ちゃんと一から学び直したので、誠実で奇特な素晴らしい方だなあと思います。

 

 

 

これからまもなく、レイキティーチャーも取得される勢いですが

善の志を持った、素敵なレイキヒーラー&ティーチャーになっていかれることでしょう。

また気合いを入れて(眠気と戦いつつ・・・笑)、がんばりましょう☆